ニコンD200写真館 by かさがたやまん

丹波の山里からニコンD200で撮影した神社・仏閣の風景をお届けしています。

三輪さまと祟り神

皆さん、こんばんは。。。
 
先日、三輪さまに参拝した折の話です。
 
私が参道でいつものように木々の生き生きとした姿を撮影していると、若いチャラッとした男の子が急に話しかけてきました。
 
そして、私を嗜めるように”ここの神さまは祟り神やから撮影しない方がいいよ”って言ったんですね。
 
その時、どう答えようか一瞬考えたんですが、”ありがとうございます”って答えておきました。
 
ここで何をいっても、その男の子は自分は何でも知っていると思っているでしょうから、話をするだけ無駄かなあって思ってしまいました。
 
三輪さまで写真を撮影したら祟るんだったら、私はとっくに祟られて死んでいますからね。(笑)
 
なら、毎日かかさず三輪さまの神棚のお世話をし、三輪さまと語り合って生きている私の生活はなんなんでしょうか。
 
真摯に神様と向き合って生活しているからこそ、神社写真を撮影できると私は思っています。
 
神社写真によって、その神社に参拝できない方々にも心のお祓いをしていただくのが、神社写真も本筋やと思っています。
 
そう、常々懇意にしていただいている大神神社の御神職ともお話をさせていただいております。
 
三輪さまを、蛇神やから恐ろしいとか言う霊能者の方がおられるのも知っています。
 
実際、橿原神宮で出会った霊能者がそう言っていたのを思い出します。
 
でも、実際は深く信仰する者を見守ってくださっている三輪の大神さまですからね。
 
祟り神呼ばわりする事の方が、よっぽど恐ろしい事やと思います。
 
それも、三輪さまの境内でそのような事は言うべきでは無いと思います。
 
それは、大物主命をはじめ三輪にあられる神々の存在を侮辱しているように感じてしまいました。
 
私は、一度死んで生と死の狭間で生きている人間ですからね。祟りも死も恐ろしくはありません。ただ、せっかく生きているんだから、一人でも多くの方に神の存在や大神神社の御神威をお伝えしたいと願っています。
 
皆さんも、本に書いてあったとか、ちょっと聞いたとかだけで祟り神って言うことがどうか、考えてみてくださいね。